iFOREXの取引時間は?夏時間と冬時間についても解説

iFOREXはGMT(グリニッジ標準時)で表示されている!

iFOREXの取引時間について解説する前に、海外FXにおいてベースとなる時間が、日本時間と異なることを理解する必要があります。

海外FXでは、時間のベースになるのは「GMT(グリニッジ標準時)」になります。

GMT(グリニッジ標準時)って何?

「GMT」とは、「Greenwich Mean Time(グリニッジ・ミーン・タイム)」の頭文字を取った略語で、「グリニッジ標準時」のことを指します。

「グリニッジ標準時」とは、経度0度の位置にあるイギリスのグリニッジ天文台を基に導き出される時間で、昔は世界の標準時間とされていました。

ロンドンの標準時間「GMT±0」を基準として、世界の各都市の時間が「GMT±数字(=時間)」で表されます。

例えば、日本の標準時間は、ロンドンと時差が9時間あるので「GMT+9」となります。

つまり、GMTで午前0時とあれば、日本時間では午前9時ということ。

ちなみに現在、世界標準時間とされているのは、セシウム原子時計をベースにした「協定世界時(UTC)」であり、「GMT」とは数秒のズレがあります。

ただし、海外FXをする際に理解しておくべきは「時差」であり、「GMT」も「UTC」も時差は同じですので、海外FXにおいては同じものだと認識していても問題ないでしょう。

海外FXの取引ツールは「GMT」で表示される

海外FXにおいてベースとなるのは「GMT」ですが、取引プラットフォームでも「GMT」が使用されています。

海外FX業者の多くが採用している「MT4」はもちろん、iFOREX独自の取引プラットフォーム「FXnet」も、時間表記はすべて「GMT」で設定。

業者によって設定されているサーバー時間は異なり、iFOREXの場合は、標準時間(冬時間)「GMT+2」、夏時間「GMT+3」となっています。

日本時間は「GMT+9」なので、表示されている時間との差は

  • 標準時間(冬時間)「+7時間」
  • 夏時間「+6時間」

 

となります。

iFOREXの取引時間

ではiFOREXの取引時間はというと、以下のように公式サイトに明記されています。

ヨーロッパおよび北アメリカの冬の間、毎週の活動はGMT日曜22:05に開始し、GMT金曜21:00まで継続されます。この地域のサマータイム期間中は、毎週の市場活動はGMT日曜21:05に開始し、金曜20:00に終了します。

公式サイトより引用

詳しくは後述しますが、FXではサマータイム制を適用している期間を「夏時間」、それ以外の期間を「冬時間」とし、取引時間も異なります。

iFOREXの取引時間は、GMTで

  • 冬時間・・・日曜22:05~金曜21:00
  • 夏時間・・・日曜21:05~金曜20:00

ですので、時差9時間をプラスした日本時間では

  • 冬時間・・・月曜7:05~土曜6:00
  • 夏時間・・・月曜6:05~土曜5:00

となります。

 
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「夏時間」と「冬時間」

「夏時間」は1時間早まる!

海外FXでの時間の概念で、もうひとつ理解しておくべきことが「夏時間」と「冬時間」です。

海外の一部の地域では「サマータイム制」を採用しており、夏の期間だけ標準時間より1時間早める制度があります。

「夏時間」とはそのサマータイム制を適用している時期で、それ以外の時期は「冬時間(標準時間)」となります。

海外FXでは、この「夏時間」と「冬時間」を適用しており、取引時間が「夏時間」は「冬時間」より1時間早まります。

「夏時間」はいつからいつまで?

海外FX業者が適用している「夏時間」「冬時間」ですが、期間は業者によってバラツキがあります。

それは、サマータイムが地域によって異なり、業者ごとにどこの地域のサマータイムを適用しているのか異なるためです。

多くの業者は、米国のサマータイムを適用していますが、iFOREXでは欧州の夏時間を適用。

具体的には、iFOREXの夏時間は下記の通り。

  • 3月最終日曜日AM1時~10月最終日曜日AM1時

 
それ以外の時期は「冬時間」となります。

取引時間の注意点

iFOREXはCFD銘柄によって取引時間が違う!

iFOREXの取引時間は、基本的には以下の通りです。

  • 冬時間・・・月曜7:05~土曜6:00
  • 夏時間・・・月曜6:05~土曜5:00

ところが、これは主要の通貨ペアの場合であり、マイナー通貨や仮想通貨、株式指数などは銘柄によって取引時間が異なります。

iFOREXの商品ごとの取引時間 アイキャッチ画像

iFOREXは取り扱うCFD銘柄の多さも魅力のひとつで、全700以上の銘柄が取引可能。

*iFOREXの取り扱い銘柄についてはここから

 

銘柄ごとの取引時間は公式サイトに記載されていますので、通貨ペア以外の取引をする人は事前に確認しておく必要があります。

トレードできない時間帯

FXは平日24時間取引が可能ですが、土日は外国為替市場がお休みのためトレードができません。

それ以外にも取引できない時間帯があるので注意しましょう。

<取引できない時間帯>

  • 土日、元旦
  • 取引所のメンテナンス時間
  • クリスマス

 

世界共通の祝日である元旦はほぼほぼすべての市場が休場。

クリスマスも、取引量の多いニューヨーク市場やロンドン市場を始め、欧米の多くの市場がお休みになります。

取引を避けた方が良い時間帯

基本的には平日24時間取引ができるFXですが、できれば取引を避けた方が良い時間帯があります。

<取引を避けたい時間帯>

  • 日本時間の早朝
  • 重要な経済イベントの前後
  • 年末年始

 

日本時間の早朝は、取引量が少なく値動きが小さくなります。一転、大きな取引が持ち込まれ相場が急変するリスクも。

重要な経済イベントの前後も、発表前は様子見ムードで値動きが小さくなり、発表後に大きく相場が動くリスクもあります。

年末年始も、世界中の市場が休場することからポジションの決済や調整をするトレーダーも多く、やはり相場が急変する恐れがあります。

以上のような、大きく相場が動くリスクがあり、値動きの予測がしずらい時には、取引は控えた方が良いと言えるでしょう。

取引時間まとめ

iFOREXの取引時間まとめのアイキャッチ画像

海外FXの時間の概念を理解しよう

海外FXでの取引は、世界の市場でグローバルな取引ができるのが魅力。

その代わりに、時間の概念も日本とは異なり、世界スタンダードであることを理解することが基本です。

  • ロンドンの標準時間「GMT」(グリニッジ標準時)が時間の基であること
  • 「夏時間」「冬時間」が存在し、1時間ずれること

 

は大前提として覚えておくポイントで、あとは業者ごとの注意点や取引できない時間帯、取引を避けた方が良い時間帯などを知っておくことと良いでしょう。

取引するならこの時間帯がおすすめ!

基本的な時間の概念を理解したら、うまく活用しましょう。

FXには取引するのを避けた方が良い時間帯がある一方で、取引におすすめの時間帯があります。

それは値動きが活発になる時間帯で、市場ごとに異なります。

  • 東京市場(日本)・・・9時55分前後
  • ロンドン市場(イギリス)・・・17時~18時
  • ニューヨーク市場(米国)・・・21時~深夜2時

東京市場(日本)

東京市場は、一般的に8時から17時までの取引を指します。

主に、日本・中国・オーストラリア・シンガポールなどのトレーダーが取引を行っています。

値動きが活発になるのは、各金融機関がその日に提示する基準レート(TTM)を決定する9時55分前後

仲値が決まり10時を過ぎると、次第に値動きは落ち着きます。

ロンドン市場(イギリス)

ロンドン市場は、一般的に16時から26時まで(冬時間は17時から27時)の取引を指します。

ヨーロッパのトレーダーが中心となり、ユーロやポンドが積極的に取引されます。

17時からは参加するトレーダーが一気に増え、値動きが活発に!

その後、19時にはヨーロッパ勢がお昼休みに入るため、値動きは一旦落ち着く傾向があります。

ニューヨーク市場(米国)

ロンドン市場は、一般的に21時から早朝6時まで(冬時間は22時から早朝7時)の取引を指します。

アメリカやカナダの投資家が多く参加し、「米ドル/円」や「ユーロ/米ドル」など、ドルストレートと呼ばれるドル関連の通貨ペアが積極的に取引されます。

世界でも取引量の多い「ロンドン」と「ニューヨーク」の2大為替市場が共に動く21時~深夜2時頃は、最も値動きが活発になる時間帯。

「ニューヨークオプションカット」と呼ばれる通貨オプションの権利行使の期限時刻である24時。

ロンドン市場の仲値が決まる翌1時、米国の重要な経済指標の発表などで、相場が大きく動く傾向があります。

時間帯に合わせた取引をしよう!

iFOREXでは、通貨ペアだけで80銘柄以上、株式投資や上場投資信託(ETF)・仮想通貨・商品・株価指数など700以上の銘柄が取引可能です。

商品によって取引時間が異なるなどの注意点はありますが、商品ごとの特徴や取引に向き不向きの時間帯などを理解した上で、効果的なトレードができるのもiFOREXの魅力です。

iFOREXは、独自の取引プラットフォームが用意されています。

取引プラットフォームの設定は、標準時間(冬時間)「GMT+2」、夏時間「GMT+3」で、特徴は以下の通り。

iFOREX 取引プラットフォームの特徴

>世界市場へ簡単アクセス
>いつでもどこでも口座にアクセス
>高度な取引ツール搭載
>役立つ情報を提供
>トレーダーによる簡単カスタマイズ
>多様な取引可能銘柄
>現代的なトレーダーのニーズに応えた設計

公式サイトより引用

夏時間は表示時間からプラス6時間、それ以外はプラス7時間と覚えると簡単に計算できます。

現地の時間との差(時差)をしっかり理解しておけば、いつでもどこでも世界市場に簡単にアクセスできる取引プラットフォームを活かしつつ、チャンスロスなしの効率的なトレードが可能になることでしょう。

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